スペースデブリって何?

ーWhat‘s Debris?

宇宙ゴミとも呼ばれ、地球の軌道上にある不要な人工物体のことを指します。 現在、地上から追跡されている10cm以上の物体で約2万個、1cm以上は50~70万個、1mm以上は1億個を超えるとされています。 スペースデブリを放置することで衝突事故などが起き、その結果運用中の衛星の機能が失われ、新たなデブリと化してしまうことや、活動中の宇宙飛行士の安全の確保が危ぶまれる可能性があります。 スペースデブリの除去を推進することは、今や人類全体の課題といっても過言ではありません。

サイトについて

ーAbout this website

このウェブサイトはスペースデブリたちの「終活支援サイト」です。 私たちは、人間の都合で作られ、人間の都合で役割を終えて投棄されたデブリたちを、可哀想な存在だと考え、その最後を見守り応援することで、スペースデブリの除去を推進、また人々の意識を変革させることができるのではないかと考えました。現在、地球外の軌道上に無数に存在するデブリたちをすべて除去する技術は確立されていません。なんの力も持たない私たち、女子高生が声をあげることが必要だと考え、このサイトを立ち上げました。

私たちについて

ーAbout me

私たちは「天の川流星群」という、福岡の女子高生3人組ユニットです。今回、(公社)福岡県青少年育成県民会議「未来をつくる高校生チャレンジ2023」事業の補助を受け、またいろんな専門家の方々のサポートを受けてこの取り組みを行っています。

2024年2月7日に開催された「福岡県ITスタートアップビジネス大賞2024」にて、“学生部門 大賞”および“Katchaman賞” “DLE賞” を同時受賞しました。詳しくはコチラ

●メンバーの意気込みコメント

SAKI

私は漫画をきっかけに、宇宙に対し興味を抱きました。ですが、調べるうちにスペースデブリを知り、たくさんの方々にスペースデブリ問題に興味・関心を持って頂きたいと思い、このプロジェクトを行っています。

KANON

将来は宇宙に携わる仕事をしたいと考えています。そのために今回のプロジェクトでは宇宙開発の現状を身近に感じたくさんのことを学びたいです。

MOTONE

私は社会や地域問題を解決していく仕事に携わりたいと考えています。このプロジェクトを通してスペースデブリ問題を少しでも多くの方に知ってもらい解決への道を作っていきたいです。

SNSアカウント

未来をつくる高校生チャレンジ2023

●ロゴデザイン&イラストレーション

イマムラ/仁太郎

1996年大分県生まれ。グラフィックデザイナーとして勤務したのち、イラストレーターとして独立。主な仕事に、三菱鉛筆、アミュプラザ長崎、ソラリアプラザ、SONY MUSIC、anan等のイラスト、apple CHINA app・apple JAPAN appキャンペーンメインビジュアルを手掛ける。

サイトで扱っている
スペースデブリについて

このサイトで扱っているスペースデブリは、アメリカ軍が管理している地球の軌道上物体カタログ(https://www.space-track.org)の中から、有名なデブリや歴史的な役割を果たしたデブリを専門家の方々の助言や私たちなりの議論をもとに選び、それを「擬人化」しました。 あくまでも女子高生である私たち目線の資料となっていますのでご了承ください。 また、デブリはその特性上多数の破片になっているものがほとんどで、多いものだとその数は数千個に及びます。その無数の周回物体をすべて無くすことが最終目標であることは間違いありませんが、まずは一つでも多くの破片を終活に導くことが活動の最初のステップだと考えています。

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